ランドセルって雨に濡れたらお手入れが必要なの?

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ランドセルって雨に濡れたらお手入れが必要なの?

雨の季節になると気になるのが、ランドセルのお手入れ方法。「人工皮革のランドセルは雨に濡れても大丈夫なの?」「本革のランドセルは雨に濡れたらお手入れが必要?」など心配ごとが多いかもしれません。

今回は、セイバンのランドセルで使われているはっ水加工された素材についてと、6年間安心して使っていただくために行っている徹底した品質チェックについてご紹介します。

目次

    水に濡れてもサッと拭くだけ!はっ水加工でお手入れラクチン!

    ひと昔前のランドセルは水に濡れることでひび割れることもあったので、雨に濡れた際のお手入れはとても大変でした。
    しかし、技術が進歩した最近のランドセルは、はっ水性のある高品質の素材を使ったり、雨が入りにくい構造になっていたりと、あらかじめ水濡れからランドセルをしっかりと守る工夫がされています。
     
    天使のはねランドセルのモデルロイヤルシリーズなど多くのモデルで採用している「アンジュエール グロス」は、ツヤのある表面仕上げにプラスして、はっ水効果を高めたセイバンのオリジナル素材。

    また、「スゴ軽 ブレイズ」などに使われているのは軽くしなやかで雨に強い、クラリーノ®エフ 「レインガード®Fα」。
    光沢を抑え、牛革のような滑らかな質感と手触りが特長です。

    天使のはねランドセルには、「軽さ」・「耐久性」・「デザイン性」を損なうことなく、はっ水効果の高い素材を使ったランドセルが揃っています。

    アンジュエールについてはこちら

     

    天使のはねランドセルでは本革にもはっ水加工

    天使のはねランドセルでは「天然皮革(本革)」ランドセルの素材にも、はっ水加工をしています。
    「HOMARE」シリーズなどで使用している牛革やコードバンにもはっ水加工をほどこしており、天然素材ならではの上質感はそのままに、水濡れの心配なく安心してお使いいただけます。
     
    なお、水濡れには強くなっておりますが、長くきれいな状態でお使いいただくためには、なるべく早く乾いた布で水分を拭き取り、ゆっくり陰干しで乾かすようにしてください。

    はっ水加工は、6年間ちゃんともつの?

    「はっ水加工」をしていると言っても、本当にランドセルは6年間大丈夫なのか気になりますよね。
    セイバンでは6年間変わらぬ性能を維持するランドセル作りを目指しており、安全性や耐久性を証明するさまざまな品質チェックを行っています。

    その1つが「ジャングル試験」と呼ばれるものです。

    70℃の高温、95%の湿度の状況下に10週間ランドセルを置き、10年分の劣化を再現して確認。試験の結果、使用上支障のある素材の劣化やランドセルの破損は見られませんでした。

    もう1つは、雨による水の染み込みをチェックする「人工降雨試験」です。
     
    試料(刺しゅうの入ったランドセル)を背負わせたトルソーを試験台に取付け、人工降雨装置により、ランドセル試料の上部130cmから20±2mm/hの降雨量(ザーザーと降るやや強い雨)で30分間降雨させ、試料内部への浸水具合を確認するもの。
    試験の結果、ランドセルの中に水の染み込みは見られませんでした。
     
    通常のランドセル使用環境ではありえない過酷な条件下での実験結果ですので、6年間安心して使えることがおわかりいただけるかと思います。

    「徹底した品質チェック」の詳細はこちら

     

    刺しゅうから水が染み込むことはないの?

    「刺しゅうの糸から水が染み込んでしまうのでは?」「装飾が多いランドセルの耐久性は大丈夫なの?」という心配のお声がありますが、天使のはねランドセルは、刺しゅうした生地にぴったり貼り合わせた芯材が水の染み込みをシャットアウト。6年間安心してお使いいただけるよう丈夫さを追求しています。

    生地パーツの断面を拡大してみると、三重の構造になっています。ランドセルの表面素材に使用している人工皮革(この場合はアンジュエール グロス )は、紫色の部分。丈夫な生地になっており、刺しゅうはこの表面生地の人工皮革にだけ縫い付けられています。

    刺しゅうがほどこされた人工皮革に内側の芯材を重ねしっかりと圧着しています。更にその内側には、内張り素材があるため、通常使用で刺しゅうの縫い目からランドセル内部に水が染み込む心配もありません。

    刺しゅうの詳しい構造についてはこちら

     

    レインカバーを付けるなら、さらに安心

    ランドセル自体は雨に強くても、もしもゲリラ豪雨にあったりして隙間から雨が入って「万が一でも教科書が濡れてしまったら・・・」と心配な方には、+αで安心をサポートする「レインカバー」があります。
     
    セイバンの「レインカバー」はランドセルをすっぽりと覆って雨濡れから守ります。装着しても反射材が付いているので夜道でも安心!
    ランドセル本体をさらに手厚く守ることができ、たとえば傘をさすのが嫌いなお子さまでもママは安心して送り出せますね。
     
    なお、「ランドセルカバー」はキズや汚れからランドセルを守るためのものなので、雨対策の防水効果はありません。通常「ランドセルカバー」をつけられる場合でも、雨の日は「レインカバー」につけかえてあげてください。

    レインカバーの詳細はこちら


    いかがでしたか?

    雨は大敵と思われていた時代は去り、加工技術が発達した今は人工皮革も天然皮革(本革)も水に強い仕様へと進化しています。
    それに伴いお手入れ方法も格段にラクになりましたので、雨濡れを心配し過ぎることなく、お気に入りのランドセルをお選びくださいね。

    ランドセルコンシェルジュ🄬
    ランドセルコンシェルジュ🄬

    「私たちランドセルコンシェルジュ🄬は、全国に14店舗あるセイバンの直営店で、お客さまのランドセル選びのお悩みを解決しながらランドセル選びをサポートしています。 はじめて入学準備・ランドセル選びをスタートされるご家族に寄り沿えるよう、幅広いランドセル選びの知識を身に着け、 セイバンの厳しい社内研修・認定試験をクリアした、プロのアドバイザーです。」

    ※ランドセルコンシェルジュ🄬は、セイバンが取得している登録商標です。
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