入学準備のスケジュールから、学習・生活環境の整え方、小学校で必要な準備物まで。
子どもたちの学びをサポートする「ベネッセ教育情報サイト」の中から、入学準備に役立つ情報を厳選してお届けします。
今回のテーマは、「生活・学習習慣 準備度チェック」です。
小学校入学まであと少し。その準備について「まだまだやらなきゃいけないことがある気がする...」と不安になることはありませんか?生活と学習の習慣から、それぞれの項目ができているかチェックしましょう。
生活習慣から改善
あいさつ習慣
あいさつは会話のきっかけになり、学校生活をスムーズにスタートさせ、生活リズムも整えられます。起床時に「おはよう!」と積極的に声をかけ、おうちのかたが手本となりましょう。
早寝/早起き
起床時間は6:30〜7:00、就寝は21:00が理想。「明日は何時に起きる?」と声をかけ、目覚まし時計のセットをうながせば、朝に自分で時計を止めることが達成感になります。
朝食習慣
決まった時間に昼食をとる小学校の生活に合わせ、朝・昼・夕の各食事のリズムを整えましょう。また朝食は、将来的に、勉強への集中力に影響する生活習慣のひとつといえます。
自分での持ち物の管理
入学後は連絡帳による持ち物のやり取りが始まります。必要なものを自分で用意できるよう、今のうちから、翌日の準備を自分でするように少しずつ促してみてください。
交通ルール
小学校から子どもたちだけでの通学が始まります。基本的な交通ルールがお子さまの身を守ることにつながるので、何度か親子で通学路を歩き、下見をしながら注意点を体感させましょう。
かたづけ習慣
小学校では、一人で服を着替えたり、たたんだりする機会が増えます。お子さまの着たい服を毎朝選ばせてみるなどして、入学前の今から練習させておくのがおすすめです。
箸やえんぴつの正しい持ち方
年齢が上がるにつれて直しにくくなるので、しっかり練習させましょう。皿から皿へ箸で物を移動するゲームをやる、持ちやすいえんぴつを使わせてみるなど、楽しく定着させてあげましょう。
学習習慣から改善
時計の読み
時計が読めることは生活サイクルにも影響します。「時計の長い針が6にくるまでに園に行く準備をする」など、時間を意識してできるようにしておきましょう。
名前を書けるようになること
学校生活では、自分の名前を書く機会が圧倒的に増えてきます。ご自宅で使うものにお子さま自身で名前を書くなど、その機会を増やしてあげましょう。
ひらがな・カタカナ
ただ書けるだけでなく、正しく書けることが大切です。まちがえても、どこがまちがえているのかを、その場ですぐに指摘してあげてください。授業が始まる前の今がラストチャンスです。
正しい書き順
書き順に変なクセがつくのを防ぐには、どこをまちがえているのかをすぐに指摘してあげることです。ご家庭できちんと覚えさせてあげてください。
文章を意識した会話
日常生活で国語の力を育てましょう。たとえば「お母さん、水!」で終わるところを「お水がどうしたの?」などと質問し、文章で会話できるようにしましょう。
長時間机に向かう習慣
授業は一コマ45分。先生の話に注意を向けられるかどうかが、授業の理解に大きく影響します。「17時から○分間はこの勉強をしよう」と時間を指定し、机に向かう習慣をつけさせてあげましょう。
数量感覚
10までの数字を見ただけで、量をパッとイメージできる「数量感覚」は算数学習の土台となります。「これはいくつ?」と家庭でも実際の量を見せながら確認し、その感覚を身につけさせましょう。
準備度100%をめざし、お子さまの習慣を見直してください。
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