セイバンランドセル資料館
1919年
セイバン誕生
大正8年、兵庫県たつの市出身の泉亀吉が大阪市で泉亀吉商店を開業したのがセイバンの前身。当時は、漁師が冬場に作った財布やカバン、キセル入れを販売していました。
1946年
室津にランドセル工場完成
ランドセルが普及し始めた戦後、たつの市の小さな漁師町・室津に、ランドセル工場を設立。本格的なランドセル生産を開始しました。
1960年代
二つ折れ背カンの時代
このころのセイバンランドセルは、肩ベルトの付け根にある「背カン」が左右分かれており、まだ一体化されていませんでした。背負うのに問題はありませんでしたが、走ったり動いたりすると肩ベルトがグラグラし、安定しませんでした。
1975年
山型背カン、登場!
安定感のあるランドセルへと進化させるため、左右の背カンを一体化。これによって、肩ベルトのグラつきが抑えられ、背負いやすさがレベルアップしました。
1985年
プラスチック製の
背カンで軽量化
金属製の背カンをプラスチック製にすることで、ランドセルの軽量化を実現。
このころから、軽いランドセルにニーズが集まるように。
1990年
左右連動の
「フリフリ」を開発!
左右の背カンが連動する「フリフリ」を開発。安定感がさらに増しました。
1993年
- ギネスに登録!
- 「わずか740gのランドセル」として、セイバンランドセルがギネスブックに登録されました。
1995年
「ミニ」の時代が到来!
ランドセルの軽量化がますます進行。背カンの大きさを可能な限り小さくすることで、ランドセルの重量をどんどん軽くしていきました。
- ・ミニ=
フリフリをひと回り小さくした背カン - ・ミニミニ=
ミニをさらに小さくした背カン - ・超ミニミニ=
極限まで小さくした背カン
1995年
「ロボットアーム」がデビュー
背カンがロボットのように上下左右自在に動くロボットアーム。冬に厚着しても、お子さまが成長しても、肩ベルトが無理なく位置を自動調節する機能がありました。
2000年
「天使のはね」
試作品を開発!!
ランドセルの安定感、フィット感をめざしてきたセイバンですが、「もっとお子さまのからだにやさしく、背負いやすいランドセルはできないものか…」と頭を悩ませていました。そんなときひらめいたのが「肩ベルトを立たせ、体感重量を軽くする」という発想。ランドセル職人たちはさっそく、肩ベルトと背カンの間にプラスチック製の部品を挿入しましたが、商品として流通させるだけの完成度はまだありませんでした。
2003年
「天使のはね」
第一号がデビュー!
3年間という月日を費やした結果、ついにセイバンのランドセル「天使のはね」が完成。ようやく販売が開始されました。その背負いやすさはまたたく間に評判となり、発売の翌年には大ブレイク!
2004~
2007年
改良版「天使のはね」が
続々と登場
「天使のはね」の付け根部分に微妙な傾きを持たせたり、高級感のある仕様にしたり。天使のはねは、少しずつ、着実に進化していきました。
2004~
2007年
型くずれに強い
「スーパーフィット」を採用
ランドセルに強い圧力がかかっても型くずれしにくい「スーパーフィット」機能を搭載。中の教科書やノートを守るとともに、耐久性も向上しました。
2008年
「モデルロイヤル」
初代を発売
美しいデザインや高機能にこだわった「モデルロイヤル」が生まれました。女の子に人気のランドセルにはポイント刺しゅうが入るなど、上質感がアップ。
2009年
「ラブピ」初代を発売
女の子だけのランドセル「ラブピ」がデビュー。ランドセルというより、お気に入りのバッグのようなおしゃれ度が、女の子のハートをキャッチ。
2010年
「ワンパ」初代を発売
男の子だけのランドセル「ワンパ」。元気に動く男の子のために、強くて丈夫な素材を使ってつくりました。
2012年
「モデルロイヤル・レジオ」初代を発売
百貨店向けモデル「レジオ」の発売を開始。すべてにおいて"ワンランク上"のランドセルとして人気を集めました。
2016年
「HOMARE」を発売
直営店限定モデルとして本革製ランドセル「HOMARE」を発売開始。
「ラブピ」「ワンパ」「モデルロイヤル」
「モデルロイヤル・レジオ」
をはじめとする商品のラインナップを
とりそろえ皆さまにお届けしています。
すべてのラインナップは、
数年に一度リニューアルチェンジ。
これからもさらに背負いやすく、
喜んでいただける
ランドセルをめざしていきます!