はじめてのランドセル選び

お子さまのランドセル選びをスタートするにあたって、「いつから始めればいいの?」「いきなりお店に行っても大丈夫?」など、ちょっとした悩みや不安に思うこともあるのではないでしょうか。また、お子さまが6年間毎日使うランドセルなので失敗できないというプレッシャーがあるかもしれません。ここでは、失敗をしないための基本的な「ラン活」スケジュールや、ランドセルの選び方についてご紹介します。

理想のラン活スケジュール

何月ごろに、何をすればいいのでしょうか?確認してみましょう

ラン活スケジュール
まずは下調べ!
  • ランドセルメーカーや販売店のカタログを請求
  • ウェブサイトで情報収集
  • お子さまの意見をヒアリング
  • ランドセルメーカーや販売店のカタログを請求
  • ウェブサイトで情報収集してみる

近所の小学生のランドセルを見たり、登下校の距離やどのくらいの時間がかかるかを知るために、実際の登校時間帯にお子さまと通学路を一緒に歩いてみるのも、オススメです。
通学時間の長さによって、お子さまのための機能の優先順位がかわってきます。 10分以上かかる場合には、肩や背中に重量を分散させからだへの負担を減らす機能があるもの、背中に夏の汗ムレを防ぐ機能があるものをオススメします。

実物をチェック!
  • お店へ行って実物をチェック(お店に行く場合は平日が人も少なくオススメ)
最終決定
  • 実際に背負ってみて、親子で納得のいくランドセルを選ぶ

通学時間について

片道10分以上の場合は、からだへの負担が少ないランドセルを選びましょう。学年が上がるごとに荷物の重量も増えるので、天然皮革よりも軽い人工皮革の商品がオススメです。

軽さについて

本体重量の軽さだけで選んでしまうと耐久性や品質に問題が生じる場合もあるので注意が必要です。どんな機能が付いているのかをチェックし、総合的に判断しましょう。

サイズについて

GIGAスクール構想により、生徒1人に1台、端末の配布がスタートしました。端末のサイズは学校によって異なるため。事前に調べておくようにしましょう。

実際に触って確かめよう! お子さまに合ったランドセルのチェックの仕方

ランドセルは6年間、ほぼ毎日使うことを前提に、デザインだけではなく、
機能面もじっくりチェックすることが大切です。選び方のポイントをご紹介します。

触ってチェック!男の子のご家族なら、気になるのが丈夫さ。「うちの子はわんぱくなので・・・」とおっしゃる方には、まずいろいろなランドセルを、実際に手に取ってみることをオススメします。ランドセルの一番大きな箱部分を大マチと呼びますが、ここが教科書などのメイン収納スペースになります。押したりして、華奢でないかを確認しましょう。

  1. 大マチを軽く押して型崩れしない?
    使っているうちに、ぺたんこになると、出し入れもしにくく不便。
    購入前にしっかり確認しておきましょう。
    大マチの丈夫さを確認

丈夫さの機能紹介

背負ってチェック!

  1. 肩ベルトなど、どこか当たって痛いところはない?

    背当てもチェック!
  2. 背あて素材は快適?クッション性や通気性はどう?
    ランドセルとからだが一番密着する背中部分は、素材やクッションの膨らみによって、背負った時の感覚に違いが出る箇所です。背負い比べを忘れずに。
  3. ランドセルと背中の間にすき間はない?
    重心が下がったり、背負いごこちが
    しっくりこない場合は、
    ベルト穴を調節してみること!
    ランドセルと背中の中心は揃ってる?
    前後左右に、軽く揺れてみて、安定感はある?
    重量体感サンプルを入れてチェック!
  4. 重りを入れてみて、まっすぐな姿勢を保ててる?
    荷物を入れた時にバランスが取れず、姿勢が前のめりになっていないか確認しましょう。売場に重りがない時は、500mlペットボトル2,3本で代用できます。
    荷物を入れた時の背負いごこちを必ず確認しましょう

背負いやすさの機能紹介

安心・安全チェック!

  1. フックは外れる安全機能付き?
    ランドセルの横に付いている給食袋などをぶら下げるフックですが、強い力で引っ張ると、自動的に外れるタイプがあります。これは自転車などとのすれ違いや電車の扉の開閉に巻き込まれた時、転倒や引きずり事故を未然に防ぎます。
    フックが外れるから安心!
  2. 防犯ブザーを付ける位置
    防犯ブザーの取り付け部は、とっさの時に引っ張りやすい肩ベルトにあるかが大切。左右両方にあればなお安心です。
    いざというときすぐに引っ張れる!
  3. 反射材の位置
    車や自転車のライトが当たるとピカッと光って、お子さまの存在をドライバーに知らせる反射材。中には小さかったり、一ヶ所にしか付いていないものも。オススメは、ランドセルの前後左右すべてに反射材が付いているタイプ。高学年になると下校時間も遅くなるので、先々を考えると大事なポイントです。
    いろんなところに反射材!

安全性の機能紹介

使いやすさチェック!6年間使い続けるランドセルでは、細かな違いが、後々の使い勝手を大きく左右します。毎日のシーンを想像しながら、チェックすると良いでしょう。

  1. A4フラットファイル&タブレット対応
    最近はA4フラットファイルを使用する学校が増えて、いままで主流のA4クリアファイルサイズよりさらに大きい、A4フラットファイル対応のランドセルが人気です。また、タブレットやノートPCをおうちに持って帰ることがあるかもしれません。ランドセルの収納サイズはしっかりチェックしておきましょう。
    縦約31cm×横23cm
  2. 錠前はオートロック?
    ランドセルのカブセ(蓋)を閉める錠前は、ワンタッチでロックがかかるタイプだと開閉もスムーズ、ロックのし忘れ防止にもなります。いろんなタイプの錠前があるので、実際に触って、使いやすさを比べてみましょう。
    持ち運びに便利!
  3. 持ち手ハンドルはある?
    学校でのロッカーの出し入れや、大人がランドセルを持ち運ぶ時に便利です。
    ワンタッチでロック!

使いやすさの機能紹介

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