入学準備のスケジュールから、学習・生活環境の整え方、小学校で必要な準備物まで。
子どもたちの学びをサポートする「ベネッセ教育情報サイト」の中から、入学準備に役立つ情報を厳選してお届けします。
今回のテーマは、「学習机の選び方です。

入学にあわせて、学習机を買うか、買わないか、迷う方も多いのでは?
大切なのは学習環境をきめることです。どこで勉強するのか、イメージしながら決めましょう。

学習机は必要か?から検討を!

半数以上のかたが入学前に購入している一方、購入しない、引っ越し後に購入予定といったかたも3割以上。勉強する場所はリビングまたはダイニングが多く、子ども部屋は約2割でした。低学年のうちは目の届くところで勉強させたいと考え、学習机をリビングに置くというケースも珍しくないようです。

環境づくり:学習机・いすの選び方ポイント

勉強しやすい環境づくりをするために知っておきたいポイントをご紹介します。机やいすを購入しない場合も、勉強に適した環境づくりに役立つ基礎知識です。

通信販売で購入するときは・・・

素材や強度がわかりづらいので、しっかりと情報をチェックすることが大切。できれば店頭で近いサイズのものを探して高さと広さを確認しておくと安心。
机は組み立て式のものも多いので、組み立ての難易度もポイントに。

勉強しやすい机って?

​教科書やノート以外にもプリントや資料など、学習に必要なものはだんだん増えてきます。
長く使える机のポイントをまとめてご紹介します。

①机の作業スペースが十分にある
②机といすの高さが体に合っている。
③聞き手に合っている。

checkポイント!

☑ノートなどを広げて置いて広さをCHECK!
☑強度や引き出しのスムーズさや高さ調節機能をCHECK!
☑袖机や本棚などセットのパーツは自由に移動できるかCHECK!
※自由に移動できると、利き手や個人の使いやすさによって調整ができます。

複数のノートなどを広げても余裕のあるサイズが理想です。机の上部に本棚や引き出しがついている場合もありますが、まずは作業スペースの確保を優先にした方がよさそう。
パーツの位置が決まっていると利き手に合わせにくいこともあるようです。高さは、椅子で調節することもできますが、机の高さ調整が可能だと、より体に合わせやすくなります。

学習道具の収納場所も考えておこう!

学校では教科書やノートだけでなく、絵の具や鍵盤ハーモニカなど、さまざまなものを使います。学習用具全般を自分で管理できるよう、収納場所も考えておきましょう。

いすで集中力が変わる?

実は、いす選びはとても重要!いすが合わないとすぐに立ち上がったり、疲れたりしやすいのですが、
体に合ったいすなら姿勢よく、落ちついて机に向かうことができます。

机といすの高さの合わせ方

① いすに深く座り、足の裏が床について、ひざが直角に曲がる高さにする。
② ①のいすに座って、ひじが直角に曲がる高さに机の天板を調節する。

CHECKポイント!

☑安定感をCHECK!回るいすは学習には不向き。
☑背もたれに背中がつくかCHECK!
☑高さが調整できて足が床にピッタリつくかCHECK!
※店頭で高さの確認をするときは靴底の厚さを考慮して。

今ある机やいすでもできる工夫

高さの調整できない、リビングなどのテーブルやいすも、工夫すれば学習しやすくなります。
① いすにクッションを置いて机に手を置いてひじが直角になる高さにする。
② 足が浮かないように台などを置く。背中が背もたれにつくようにクッションなどを入れる。

キッズチェアやピアノいすも

ダイニングでも使用できる足置きつきのキッズチェアは、座面が広くて深く座れるものなら学習いすとしても利用可能!座面だけが上下する背もたれつきのピアノいすも足置き台を用意すれば学習用に!

File Not Found / Template File