牛革ランドセルってどう?人工皮革との比較やよくある心配など!
風合いが素敵な「牛革」のランドセル。天然だからこそ、「ボロボロにならない?」「6年間もつ?」など心配に思う方もいるのではないでしょうか。今回は、そんな皆さんの気になる質問にも回答。また、人工皮革や他の天然皮革のランドセルと比べたときの魅力や懸念点を解説します。是非参考にしてくださいね。

牛革ランドセルとその他の素材の違い

牛革とは、その名の通り牛の皮から作られた天然皮革。頑丈さと見た目の美しさを兼ね備えた皮革です。2022年4月年度に入学のお子さまがいるご家族を対象に行われたアンケートによると、現在も全体の約1/4の方が牛革のランドセルを選んでいます。

※セイバン調べ
調査対象:2022年4月に入学されるお子さまをお持ちの方
調査方法:WEBアンケート(2021年8月実施)
※未購入者および「わからない」を選択した回答者を除くn=1397 

牛革は、天然皮革の中では一番人気で、各メーカーが牛革を使ったモデルを毎年販売しています。
 
現在のランドセル素材の主流はアンジュエールやクラリーノ®などの人工皮革ですが、それらが普及するまで、ランドセル素材の王道は牛革でした。
 
そんな牛革ですが、具体的に他の素材とどのような違いがあるのでしょうか。下記の3種を徹底比較していきます。

・牛革
・人工皮革
・コードバン

✓こんな人におすすめ

・多少値段がかかってもOK。丈夫で高級感があるランドセルを選びたい→牛革
・値段を抑えたい。いろんなカラーから選びたい。とにかく軽いものがいい!→人工皮革
・周りと差をつけたい。最上級のいいランドセルを持たせたい→コードバン

牛革ランドセル

魅力:高級感がある。丈夫。使い込むことで体になじむ。
注意点:値段が高い。比較的重く、耐久性もやや劣る。売切れやすい。

古くからランドセルの素材として使用されている牛革。牛革で作ったランドセルは、傷がつきにくく丈夫でかつ上品に仕上がります。
 
丈夫な理由は、細かい繊維が複雑に交わってできているから。6年間の使用にも耐えられるので、安心してお使いいただけます。
 
また、牛革のランドセルには、人工皮革では味わえない高級感のある見た目と手触りが特長です。

✓こんな人におすすめ

多少値段がかかってもOK。丈夫で高級感があるランドセルを持たせたい

人工皮革(アンジュエール、クラリーノ®)

魅力:天然皮革に比べ安価。軽い。手入れが簡単。種類が豊富。
注意点:高級感を出しにくい。

今では市場の大半を占めているのが、人工皮革。
 
アンジュエールはセイバンが独自に開発した素材で、耐久性と軽さを同時に実現しています。また、クラリーノ®は株式会社クラレが開発した人工皮革です。こちらも軽くて水に強く丈夫なため、ランドセル素材としてよく使用されます。
 
人工皮革だからこそ大量生産が可能で、天然皮革に比べ安価なことも魅力のひとつです。

✓こんな人におすすめ

値段を抑えたい。いろんなカラーから選びたい。とにかく軽いものがいい!

コードバン

魅力:非常に高級感がある。丈夫。使い込むことで体になじむ。
注意点:値段が高い。比較的重く、耐水性もやや劣る。売り切れやすい。

馬のおしりの部分の革を加工したコードバン。牛革よりもさらに希少価値の高い素材です。
ランドセル素材の中では最も丈夫で、コードバンにしか出せない光沢感・高級感があります。
 
希少で高価なこと 、売り切れる可能性が比較的高いことなどが注意点です。

✓こんな人におすすめ

周りと差をつけたい。差上級のいいランドセルを持たせたい

牛革ランドセルのお手入れ方法

牛革ランドセルは、毎日お手入れをすることで、キレイに保てます。ここでは、万が一、水濡れしてしまったり、汚れが付いてしまった場合のお手入れ方法を解説します。

水濡れした場合

できるだけ早めに乾いたやわらかい布で拭き取ってください。水分を十分に拭き取った後は、日陰でランドセルを乾かします。
乾かす際は、絶対にドライヤーを使わないよう注意しましょう。ドライヤーの熱はランドセルの変形、ひび割れの原因となります。

汚れが付いた場合

乾いたやわらかい布で汚れを拭き取ります。汚れがしつこい場合は、固く絞った布で水拭きしてください。水拭きをした後は、必ず乾拭きし、風通しのよい日陰で乾かしましょう。

セルフケアでの対処が難しい場合

無理にご家庭で対処しようとせずに修理へお出しください。6年間修理保証を行っているメーカーも増えているので、購入の際の検討材料に含めるのもおすすめです。
 
セイバンではすべてのランドセルに「6年間無料修理保証がついています。修理期間中の代替ランドセルの無料貸し出しもおこなっているので、ぜひご検討ください。

牛革ランドセルのおすすめをご紹介!

オロビアンコⅠ(ウーノ)

オロビアンコⅠ(ウーノ)

イタリア発の人気バッグブランド「オロビアンコ」モデルのランドセル。カブセと前ポケット部分に本革を使用しており、牛革ならではの高級感を味わえます。背中にかかる重さを分散させる「背中Wクッション」や「せみね」だけでなく、肩への負担を軽減する「ラクパッドフレックス」も搭載し、機能面も満足のクオリティです。

素材
主素材:アンジュエール グロス
※カブセ:牛革
背 中:ブレスレザー
肩ベルト裏:ブレスレザ―
サイズ
A4フラットファイル&タブレット対応サイズ
内寸:高さ約31.0cm×幅約23.5cm×マチ幅約12cm
外寸:高さ約33.5cm×幅約26.5cm×マチ幅約20.5cm
重さ
約1,350g

ブラック、ブラウン
価格
91,300円(税込)

牛革ランドセルに関する気になるQ&A

「牛革ランドセルを検討しているけど、気になることがいくつか……」という方もいらっしゃるかと思います。ここでは購入にあたっての気になる質問とその回答をまとめました。
牛革ランドセルは水に弱いのではないですか?
牛革は人工皮革と比べると水に弱い素材です。はっ水加工がされている素材であっても、濡れたまま放置するとシミやカビ、変形などのリスクがあります。
ただし、近年は表面にはっ水加工を施し、耐水性をアップさせた商品も増加傾向。お手入れが完全に必要ないというわけではないですが、汚れや水を取り除くことが簡単に行えるようになってきています。

セイバンのお手入れしやすい加工について詳しくはこちら
牛革ランドセルは重くないですか?
牛革は繊維が詰まった素材であるため、人工皮革と比べると総重量は重くなります。お子さまのことを考えると、軽いランドセルがうれしいですよね。
 
ただ、ランドセル選びは総重量だけに着目するのは危険。実際には「体感重量」と呼ばれる、お子さまが背負ったときに体感する重さの方が大切です。近年では、牛革ランドセルでも、一部に人工皮革を使用したり、体感重量が軽くなるような工夫が施されたりしているものが増えてきています。

セイバンの軽く感じる機能の詳細はこちら
牛革ランドセルは値段が高価ではありませんか?
牛革は人工皮革と比べ希少価値が高いため、その分価格帯も上がります。ランドセル全体の購入価格帯が5~7万円なのに対し、牛革のランドセルは10万円以上することも。もちろん、価格が高価である分、その価値も高くなります。
 
かつて牛革ランドセルは高価なわりに機能やカラーの少なさがネックとなっていました。しかし近年の牛革ランドセルは素材の美しさを打ち出すもの以外にも、高機能でカラーも豊富なモデルが流通しています。

8万円代!セイバンの牛革ランドセルはこちら
牛革ランドセルと人工皮革どちらがいいですか?
牛革ランドセルと人工皮革のランドセルには、それぞれにメリットとデメリットがあります。どちらも人気の高い素材ですが、丈夫さに加え高級感や、使用するごとに味が出る素材をお探しの場合は、牛革のランドセルを選ぶと良いでしょう。

素材ごとのランドセルのメリット・デメリットはこちら

牛革ランドセルは、昔から愛されてきた品格漂うランドセル

ランドセルの素材に迷っている、または牛革が気になっている方必見の情報をお届けしました。牛革ランドセルは、牛革だからこそ感じられる魅力がいっぱい! お子さまにとってもおうちの方にとってもうれしい特長をいくつも持っています。
近年では、さらに使いやすさが考慮され、カラー展開も豊富なので、ぜひ一度牛革ランドセルをチェックしてみてください。

日本の技術が集結!「HOMARE」シリーズはこちら

人気ブランドのコラボランドセル!「オロビアンコI(ウーノ)」シリーズはこちら
ランドセルコンシェルジュ🄬
「私たちランドセルコンシェルジュ🄬は、全国に15店舗あるセイバンの直営店で、お客さまのランドセル選びのお悩みを解決しながらランドセル選びをサポートしています。 はじめて入学準備・ランドセル選びをスタートされるご家族に寄り沿えるよう、幅広いランドセル選びの知識を身に着け、 セイバンの厳しい社内研修・認定試験をクリアした、プロのアドバイザーです。」
> ランドセルコンシェルジュ🄬とは

※ランドセルコンシェルジュ🄬は、セイバンが取得している登録商標です。